60平米の部屋って言われても、いまいちピンとこない。
この記事では、そんな方のために60平米の「間取り」と「広さ」を分かりやすくまとめてみました。
60平米ってどのくらい?
60平米の広さを一言で説明すると、家族3人暮らしも十分可能な広さです。
一般的な一人暮らし向け賃貸マンションの専有面積が20~25平米ですので、60平米は平均の2.4~3倍の部屋の広さになります。
もっと広さをイメージするために例をあげると、
- 60平米は、縦10メートル、横6メートルの部屋
- 60平米は、約37.0帖(=60÷1.62)の部屋
ただし、60平米の内、”13平米”ぐらいは水回り(トイレ、お風呂、洗面台、キッチン)や廊下・通路が占めるため、実際に居住できるスペースは、47平米(約29.0帖)程度になります。
60平米って何畳で何坪?
60平米は坪に換算すると18.15坪です。畳に換算すると38.74畳(帖)です。
1坪は正方形にした場合、1辺が6尺(約1.81818m)となり、約3.3㎡です。
1帖(1畳)については下記の記事をご覧ください。
60平米の賃貸物件を見てみよう!
実際に60平米の賃貸マンションの写真をいくつか見てみましょう。
【参考】物件名:エメラルドマンション、大阪市浪速区戎本町、家賃9万円(10000円)、60平米、間取り3LDK、LDK10帖/洋室5.6畳/和室6.0畳/和室4.5畳、築32年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:ハイシュタイン堀江、大阪市西区南堀江、家賃10.5万円(9000円)、60.88平米、間取り2LDK、LDK13.9畳/洋室8.3畳/和室4.5畳、築16年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:アビタシオン西なんば、大阪市浪速区稲荷、家賃12万円(10000円)、62.95平米、間取り3LDK、LDK9.0畳/洋室6.0畳/洋室5.5畳/和室6.0畳、築20年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:シーカルアアリモト、大阪市浪速区下寺、家賃12.1万円(8000円)、60.16平米、間取り1LDK、LDK17.0帖/洋室10.5帖、築3年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
60平米に多い間取りとは?
続いて、60平米に多い間取りを見ていきましょう。
条件
- 地下鉄御堂筋線「なんば駅」徒歩15分
- 専有面積60~65平米
で調べると10件がヒットしました。
さらに間取り別に賃貸物件数を調べると、「3LDK」が多いという結果が出ました。
部屋の広さが60平米くらいになると、一人暮らしに多い間取り(ワンルーム、1K、1DK、1LDK)が減ってくるようです。
1LDK | 1件 |
---|---|
2LDK | 3件 |
3LDK | 5件 |
4DK | 1件 |
※弊社調査。2017年4月時点の情報です。物件の空き状況や家賃は時期によって変動します。
60平米の「3LDK」ってどんな感じの部屋?
60平米に多い「3LDK」とは、「部屋が3つ」と「LDK(リビングとダイニングとキッチンが一つになった部屋)」がある間取りです。
3LDKで60平米あれば、洋室6.0畳と洋室5.5畳と和室6.0畳、それにLDK9帖があり、家族(夫婦と子ども1人または2人)で暮らすにも十分な広さです。
夫婦2人で暮らすなら、「夫婦それぞれの部屋」と「来客用の部屋」を確保できます。
最後に
専有面積が60平米あれば、夫婦2人で贅沢に部屋を使えます。
夫婦と子ども2人で暮らす場合は、夫婦の部屋と子供部屋を用意することが可能です。
しかし、部屋が広くなればなるほど、その分、賃料が上がったり、築年数が古くなります。
「ファミリーで暮らせる60平米に住みたいけど、予算がどうしても合わない」
そんなときは、不動産屋さんと話し合いながら、エリアを変えたり、不必要な設備条件を外したりしながら、自分が納得できる部屋を探してみましょう。