初めての一人暮らし。
8畳の部屋に住みたいと思ってるけど、広さがイマイチ想像できない・・・。
この記事では、賃貸マンションの「8畳」の広さについて、分かりやすくまとめてみました。
8畳ってどのくらい?
8畳の広さを一言で説明すると、狭すぎず広すぎず、一人暮らしにはちょうど良い広さです。
また、個人差もありますがぎりぎり同棲も可能な広さとなります。
8畳を平米数に換算すると、「8畳」=「12.96平米(=8×1.62)」
つまり、8畳は、縦3.6メートル、横3.6メートルの部屋になります。
マンションでは一般的に「1畳=1.62m²」で計算されていますが、戸建ては、畳のサイズが違うケースがあります。
例えば、関西地方でよく採用されている京間は「1畳=約1.82m²」です。
そのため、「同じ8畳でも、広さが違う・・・」と感じることがあります。
8畳の部屋を見てみよう
では、実際に8畳の部屋の写真をいくつか見てみましょう。
【参考】物件名:JESUS SQUARE日本橋、大阪市浪速区日本橋2、家賃8.1万円(8000円)、28.3平米、間取り1LDK、築2年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:カサパルコ敷津、大阪市浪速区敷津西1、家賃7.7万円(8000円)、50.01平米、間取り2LDK、築21年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:フォレシティ日本橋Ⅴ、大阪市浪速区日本橋5、家賃6.2万円(7000円)、25.12平米、間取り1K、築10年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:オーシャン難波南、大阪市浪速区敷津東3、家賃6万円(5000円)、27.11平米、間取り1K、築13年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
8畳の部屋ってどんな感じ?
8畳は、一人暮らしなら結構広々と使える部屋となります。
- シングルベッド
- ソファ(2人がけ)
- テレビ
- 本棚
- パソコンデスク
など、余裕をもって配置できます。
ある程度、インテリアにもこだわることができ、友人や恋人が訪れてもゆったりくつろげます。
8畳の部屋のおすすめレイアウト
1Kと1Rでは、居室にキッチンがあるかどうかが異なり、8畳の広さの中でキッチンがあったりなかったりするわけですから体感としてかなり広さが変わってきます。
1Kならキッチンが居室の外になるので、レイアウトの自由度は広がります。
個人差が大きいところですが、荷物の量が少なければギリギリ同棲も可能な広さです。
レイアウトの例を見てみましょう。
一人暮らしの場合はライフスタイルに合わせて観葉植物など最低限必要な家具にプラスしていくつか設置することができます。
また、ダイニングテーブルと仕事デスクを置いたり、ダブルベッドを置くこともできます。
同棲するための最低限の広さを確保できる理由はこのように2人で日常的に寝起きができるスペースを確保できて、さらにそれぞれの過ごし方がぎりぎり可能だからです。
1Rは上記のレイアウトの一部スペースがキッチンスペースになります。
8畳の部屋に適したエアコンは?
家庭用のエアコンは6畳から29畳までのモデルがあります。
エアコンは対応畳数が小さすぎるものを設置してしまうと本来の機械のスペックを超えて電気を消費するため、かえって光熱費で高くつく…という困ったことになる場合があるので要注意です。
基本的には8畳用のエアコンを取り付けることになります。ちなみに「8畳〜12畳」という表記の場合、木造なら8畳、機密性の高い鉄筋コンクリートなら12畳という意味です。
また、エアコンの機能は冷房暖房機能以外にもたくさんあります。
- エアコンの人気機能
- ・お掃除機能
- ・空気清浄機能
- ・加湿機能
- ・AI機能
- ・無線LAN対応
日中仕事や学校などで留守が多い方の場合、おすすめの機能は「空気清浄機能」「無線LAN対応」です。
「空気清浄機能」は1Rでキッチン付きの場合や花粉の季節にあると、空気清浄機を別におかなくてもいいので省スペースになり便利です。
また「無線LAN対応」だと帰宅中にエアコンを入れておくことができるので、帰宅してすぐに快適なお部屋でくつろぐことができますよ。
ただし機能が増えるとその分価格もあがりますので、ライフスタイルと予算にあったエアコンを選ぶことになります。
最後に
8畳(1K)は、都心の賃貸マンションに住む方に多い部屋の広さです。
最低限の家具・家電を配置するだけでなく、インテリアコーディネートにこだわった部屋にすることも可能。
広すぎないので、掃除がラク。冷暖房も効きやすいので、光熱費を節約できます。
8畳を広いと感じるかどうかは、今まで暮らしていた環境やライフスタイルによって、大きく左右されます。
例えば、今まで10畳の部屋に住んでいたなら、8畳だと「少し狭いかな」と感じるかもしれませんし、引っ越しする時は、もっていける家具の制約も少し出てきます。
ただし、部屋を広くすれば、その分、家賃も上がってしまいます。
その辺は、不動産屋さんと”住む地域”や”設備条件”を話し合いながら、自分が納得できる部屋を探してみましょう。