初めての一人暮らし。
部屋探しをしている中で、家賃が安い部屋を見つけたけど、広さ15平米ってどうなのだろう?
この記事では、15平米の「広さ」や「間取り」を分かりやすくまとめました。
15平米ってどのくらい?
15平米の広さを一言で説明すると、少し狭いけど、慣れれば問題のない広さです。
一般的な一人暮らし向け賃貸物件の専有面積20~25平米ですので、15平米は平均を若干下回る部屋の広さと言えます。
広さをイメージするために例をあげると、
- 15平米は、縦3メートル、横5メートルの部屋
- 15平米は、約9.3帖(=15÷1.62)の部屋
ただし、15平米の内、5~8平米ほどは水回り(3点式ユニットバス、キッチン)や通路が占めるため、実際に居住できるスペースは、8~10平米(4.9~6.2帖)程度になります。
15平米の部屋の広さを見てみよう!
【参考】物件名:ラパンジール道頓堀、大阪市中央区、家賃3.6万円(7000円)、15平米、間取りワンルーム、洋室7.2畳、築26年、3点式ユニットバス
【参考】物件名:グレース日本橋、大阪市中央区、家賃4.4万円(6000円)、15平米、間取り1K、洋室6.0帖、築25年、バス・トイレ別
【参考】物件名:渚マンション、大阪市浪速区、家賃4.5万円(3000円)、15平米、間取りワンルーム、洋室6.0帖、築50年、バス・トイレ別
15平米に多い間取りとは?
続いて、15平米に多い間取りを見ていきましょう。
地下鉄御堂筋線「なんば駅」徒歩15分圏内にある15平米・賃貸マンションを調べると、3件がヒット。
さらに間取り別に賃貸物件数を調べると、2つの間取り(ワンルーム、1K)のみ供給がありました。
ワンルーム | 2 |
---|---|
1K | 1 |
※弊社調査。2017年5月時点の情報です。物件の空き状況や家賃は時期によって変動します。
15平米の「ワンルーム」ってどんな感じ?
15平米に多い「ワンルーム」とは、部屋の中にキッチンがある間取りです。
ワンルームで15平米あれば、「3点式ユニットバス(バス・トイレ・洗面台が一緒)」なら洋室7帖ほど、「バス・トイレ別」なら洋室6帖ほどの広さとなります。
6帖は、はじめて一人暮らしする方や都心のマンションに住む方に多く、慣れれば問題ない広さです。
ただし、ワンルームは、部屋の広さに「玄関」や「廊下」の広さも含まれるケースが多いため、実際に部屋を見に行くと「思っていたよりも狭い」となるケースがよくあるため、少し注意が必要です。
また、部屋の中にキッチンがあるため、料理の臭いが布団や衣類に染み付くデメリットがあり、よく自炊される方にはあまり向いていません。
→ ワンルームと1Kの違いは?ワンルームの間取りを選ぶ際の注意点
最後に
部屋は狭くていいから、とにかく家賃を抑えたいなら、15平米はおすすめです。
- 「居住スペースを少しでも広くしたい」「ほぼ料理はしない」ならワンルーム
- 「自炊をするから、部屋とキッチンは分かれていてほしい」なら1K
を選べば良いでしょう。
また、部屋の広さだけでなく、周辺環境や設備条件によっても家賃が変わっていきます。
その辺は、不動産屋さんと話し合いながら、自分が納得できる部屋を見つけてみましょう。