部屋の専有面積「50平米」と言われても、イマイチ部屋の”間取り”や”広さ”が想像できない・・・。
この記事では、50平米の間取りや広さについて、分かりやすくまとめてみました。
50平米ってどのくらい?何畳(帖)でどのくらいの広さなのか
50平米の広さを一言で説明すると、2人暮らしも十分可能な広さです。
一般的な一人暮らし向け賃貸物件の専有面積が20~25平米ですので、50平米は平均の2~2.5倍の部屋の広さになります。
もっと広さをイメージするために例をあげると、
- 50平米は、縦10メートル、横5メートルの部屋
- 50平米は、約30.9畳(帖)(=50÷1.62)の部屋
ただし、50平米の内、”13平米”ぐらいは水回り(トイレ、お風呂、洗面台、キッチン)や通路が占めるため、実際に居住できるスペースは、37平米(約22.8帖)程度になります。
参考までに14.5平米/8畳(帖)の部屋と比較してみました。
50平米の賃貸物件を見てみよう!
では、実際に50平米の賃貸物件の写真をいくつか見てみましょう。
【参考】物件名:ローズコート、大阪市浪速区敷津西、家賃8.3万円(7000円)、50平米、間取り2LDK、洋室6.0畳と洋室6.0畳とLDK10.0畳、築37年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:難波ロイヤルハイツ、大阪市浪速区元町、家賃8.75万円(9000円)、50平米、間取り2LDK、洋室6.0畳と洋室6.0畳とLDK13畳、築34年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:タイホウハイツ敷津4番館、大阪市浪速区敷津西、家賃9.9万円(10000円)、50平米、間取り2LDK、洋室6.0畳と洋室4.5畳とLDK12畳、築18年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:KDXレジデンス難波、大阪市浪速区稲荷、家賃11.8万円(10000円)、51.15平米、間取り1LDK、洋室6.0畳とLDK17.3畳、築11年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
50平米に多い間取りとは?
続いて、50平米に多い間取りを見ていきましょう。
条件
- 地下鉄御堂筋線「なんば駅」徒歩15分
- 専有面積50~55平米
で調べると17件がヒットしました。
さらに間取り別に賃貸物件数を調べると、「2LDK」が多いという結果が出ました。
部屋の広さが50平米あたりになると、一人暮らしに多い間取り(ワンルーム、1K、1DK、1LDK)が減ってくるようです。
1LDK | 4件 |
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2LDK | 11件 |
3LDK | 2件 |
※弊社調査。2017年3月時点の情報です。物件の空き状況や家賃は時期によって変動します。
50平米の「2LDK」ってどんな感じ?
50平米に多い「2LDK」とは、「部屋が2つ」と「LDK(リビングとダイニングとキッチンが一つになった部屋)」がある間取りです。
2LDKで50平米あれば、洋室6畳と和室6畳、それにLDK9帖があり、一人暮らしだけでなく、新婚や同棲、ルームシェア等で2人で暮らすにも十分な広さの部屋になります。
2LDKの部屋に一人暮らしするなら、1つを寝室、LDKを食事やくつろぐ部屋、もう一つを物置にしたり、仕事部屋や書斎として活用できます。
最後に
専有面積が50平米あれば、1人で広々贅沢に生活したり、2人暮らしや小さいお子さんと3人で暮らしすることもできます。
ただし、部屋が広くなれば、その分、賃料は高くなってきます。
「50平米の部屋に住みたいけど、予算がどうしても合わない」
そんなときは、不動産屋さんと話し合いながら、エリアを変えたり、不必要な設備条件を外したりしながら、自分が納得できる部屋を探してみましょう。