インターネットで部屋探しをしてるけど、専有面積「80平米」の”間取り”や”広さ”がイマイチつかめない・・・。
この記事では、80平米の間取りや広さについて、分かりやすくまとめてみました。
目次
80平米ってどのくらい?
80平米の広さを一言で説明すると、家族4人暮らしもできる広さです。
一般的な一人暮らし向け賃貸物件の専有面積が20~25平米ですので、80平米は平均の3.2~4倍の部屋の広さになります。
もっと広さをイメージするために例をあげると、
- 80平米は、縦10メートル、横8メートルの部屋
- 80平米は、約49.4帖(=80÷1.62)の部屋
ただし、80平米の内、”20平米”ぐらいは水回り(トイレ、お風呂、洗面台、キッチン)や通路が占めるため、実際に居住できるスペースは、60平米(約37帖)程度になります。
80平米の賃貸物件を見てみよう!
実際に80平米の賃貸マンションの写真をいくつか見てみましょう。
【参考】物件名:アーデンタワー新町、大阪市西区新町2、家賃19万円(13000円)、80.3平米、間取り4LDK、LDK13.4帖/洋室7畳/和室6畳/和室6畳/洋室4.5、築12年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:GRAZIO日本一、大阪市中央区日本橋1、家賃16万円(20000円)、80平米、間取り3LDK、LDK13.5帖/洋室8.2畳/和室5畳/和室5畳、築19年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
80平米に多い間取りとは?
続いて、80平米に多い間取りを見ていきましょう。
条件
- なんば周辺
- 専有面積80~90
で調べると4件がヒットしました。
さらに間取り別に賃貸物件数を調べると、「3LDK」が多いという結果が出ました。
部屋の広さが80平米くらいになると、ファミリー向けの間取りが多くなるようです。
2LDK | 1件 |
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3LDK | 2件 |
4LDK | 1件 |
※弊社調査。2017年5月時点の情報です。物件の空き状況や家賃は時期によって変動します。
80平米と60平米の差について、インテリアと体感の差をご紹介
80平米の物件の広さが気になる方は、60平米や70平米の物件の広さとの差が気になっているケースも多いのではないでしょうか。
間取り図だけ見ても実際の生活にどのくらいの影響があるのかイメージがつかないことも多いですよね。
もちろん、間取りによって暮らし方は変わってきますが、参考までに実際の体験をもとに広さの違いでどうなったかをご紹介します。
変わったこと①憧れのL字型ソファを使えるようになった
リビングルームが広くなった分、ソファにオットマンをつけられる余裕が生まれました。元から利用していたソファにオットマンをプラスすることで、憧れだったL字型ソファを使うことができるようになりました。ペットや家族が増えた方や、ソファで寝転びたい方にL字型ソファはおすすめです。
変わったこと②リビングルームの床で寝転べる!来客時もゆとりがある
60平米の家のときは、リビングはダイニングスペースとソファスペースでいっぱい…という状況でした。
人が来た時も床にクッションを置いて座ることはあまりなく、椅子かソファに座ってもらうため、大人数だと椅子が不足していました。
80平米になると家具を置いてもスペースに余裕があります。床にカーペットを敷いて赤ちゃんのプレイスペースにしたり、クッションを置いて床でくつろぐこともできるようになりました。
80平米の「3LDK」ってどんな感じの部屋?
80平米に多い「3LDK」とは、「LDK(リビングとダイニングとキッチンが一つになった部屋)」と「部屋が3つ」がある間取りをいいます。
3LDKで80平米あれば、リビング、夫婦の寝室、子供部屋2つを確保でき、家族4人でゆったりと過ごせます。
リビングで家族団らんの時間を過ごしたり、友人を招いてホームパーティーをしたりすることも可能です。
最後に
専有面積が80平米あれば、家族4人暮らしも十分可能な広さです。
しかし、部屋が広くなればなるほど、その分、賃料が上がったり、築年数が古くなります。
「家族みんなで暮らせる80平米に住みたいけど、予算的にちょっと厳しい・・・。」
そんなときは、不動産屋さんと話し合いながら、エリアを変えたり、不必要な設備条件を外したりしながら、自分が納得できる部屋を探してみましょう。