「マンションの買取再販はどのような会社なのか。マンションを買取ったあとどうやって利益を出しているのか気になる。また、マンション買取再販業者の大手はどこになるのか知りたい。」
そんな疑問に答えます。
本文の内容
- マンション買取再販は2種類ある
- マンションの買取再販業者が利益を出す仕組み
- 2017年マンション買取再販業者のランキングベスト5
弊社は地域密着型の不動産会社として11年営業してきました。
事業としてマンションの買取再販も行っており、豊富な実績があります。この記事では、これからマンションの買取を考えている方に向けて、マンションの買取をしたあと私たちがどのように利益を生み出しているのか、不動産会社側の視点からお伝えします。また、2017年の買取再販戸数を基準に、買取再販業者の大手も紹介します。
買取では仲介よりも売却額が低くなる理由もわかり、売却方法を買取にするか、仲介にするか判断する参考にもなるはずです。
1.マンション買取再販は2種類ある
「マンション買取再販」と言っても、どの種類のマンションを買取るかで種類が分かれます。
その①:居住用マンションの買取再販
1つは区分所有している分譲マンションで、お客さまが現在住んでいるマンションを買取って再販するものです。1室単位から買取を行っており、再販先のお客さまも居住を目的としている個人の方が一般的です。
その②:投資用マンションの買取再販
賃貸経営されているような投資用マンションの買取では、基本的に1棟単位で買取を行います。ただ最近は、ワンルームマンション投資に取り組んでいる方も多く、そのような場合には1室単位でも買取を行うこともます。
投資用マンションの場合、再販先はお客さまも投資家の方になることが多いです。年金対策や相続対策で購入される方も増えています。
2.マンションの買取再販業者が利益を出す仕組み
私たち不動産会社は、マンションの買取を行ったあとで、そのマンションを購入したいとおっしゃるお客さまを探して販売することで利益を出す仕組みになっています。
マンション買取では現状引き渡しで買取ることがほとんどなので、ハウスクリーニングやリフォームは行います。その他、不動産購入市場や周辺環境の変化に合わせてリノベーションなどもして、買取したときよりも付加価値をつけてお客さまに再販しています。
そしてこれが、マンション買取では市場価格よりも安くなる理由です。
マンションを買取ったあとに、家財の処分やハウスクリーニング、リフォームの費用がかかり、購入したいお客さまを探すための広告宣伝費、人件費がかかります。また、再販先が決まるまでのマンションの維持費も不動産会社の負担です。
もし市場価格でそのまま買取ってしまうと赤字になる可能性が非常に高く、不動産会社として事業を継続することが難しくなるので市場価格より60~70%の価格での買取となります。
弊社ではマンションの買取も仲介による売却もどちらも行っております。マンションの状態やお客さまの事情によって、買取と仲介でどちらが目的に合うかは異なります。そのため、どちらの売却方法にしようか迷われている場合は、経験豊富なスタッフがしっかりと話しを聞いて適切なアドバイスをさせていただくことも可能です。
相談は無料で対応していますのでぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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3.2017年マンション買取再販業者のランキングベスト5
最後に、リフォーム産業新聞が発表した2017年買取再販年間販売戸数ランキングを参考に、マンションの買取再販戸数が多かった5社を紹介します。
※参考:買取再販年間販売戸数ランキング
1位 ベストランド
居住用中古住宅・収益用中古住宅を展開する「マイランド」と収益用中古ビルを展開する「ビルエステート」が一つになった会社です。そのため設立年は2016年8月と若い会社ですが、非常に豊富なノウハウがあります。
2017年には2053戸のマンション再販実績でした。
投資家への販売が主で、投資用マンションの買取再販を得意としています。
2位 大京穴吹不動産
1988年12月に設立された会社です。不動産の買取だけでなく仲介も行っており、そのなかで大量のマンションを買取って仕入れています。そして、直営営業拠点の所在都道府県数は日本一で、強力なネットワークがある営業力が強みです。
2017年のマンション再販戸数は1465戸でした。
3位 インテリックス
1995年7月に設立された会社です。中古マンションを1戸単位で取得したあとのリノベーションに強みがあります。また、業界では初となるアフターサービス保証をつけて販売していることが特徴です。
年間販売戸数は13年連続で1,000戸以上の実績があり、2017年は1432戸でした。
4位 フジ住宅
1974年に設立された会社です。大阪府下を中心に、阪神間・和歌山市内で事業を展開しています。
また買取再販の肝となる『快造くん』というサービスは、創業当初から培ってきた住宅の代理販売事業とリフォーム事業のノウハウから生まれたものです。買取を行ったあとの売れる中古住宅づくりのためのリフォームがマニュアル化されていることが強みです。
2017年のマンション再販戸数は1167戸でした。
5位 オークラヤ住宅
1982年に設立された会社です。都内エリアを中心に中古マンションに特化して買取再販事業を展開しています。36年の歴史があり、その間に蓄積された豊富なマンション取引のノウハウと情報が強みです。
2017年のマンション再販戸数は750戸でした。
4.まとめ
弊社は残念ながら全国ランキングに入っていませんが、なんば周辺の地域密着型の不動産会社として豊富な買取の実績があります。大手にはない深い地域情報を強みに、適切な買取査定・再販活動を行ってきました。
マンション買取の相談・査定は無料で承っておりますのでぜひお気軽にご連絡ください。
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