▲2口コンロのキッチン
部屋探しをしていると、「コンロ2口以上」という条件を見かけることがあります。
コンロ2口以上とは、キッチンのコンロ数が「2口」「3口」以上ある部屋のことです。
これから初めて一人暮らしする方は、食費の節約や健康のために”自炊”の必要性が出てくるかもしれません。
一人暮らしをスタートした後になって、「もっと料理について考えておけば良かった・・・」と後悔しないために、部屋を決める前に「コンロ2口以上が必要かどうか」この記事を参考に考えてみましょう。
コンロが2口あると便利!
コンロが2口ある大きなメリットは、料理のしやすさです。
コンロが2口あれば、
- 味噌汁を作りながら、煮魚を作れる
- 野菜スープを作りながら、炒め物ができる
- パスタをゆでながら、具材を作れる
- 作り置きの煮物を同時に2つ温められる
など、料理のレパートリーがぐっと広がったり、料理の効率化を図れます。
また、友だちが遊びに来たときも、2口コンロであれば、そこまで困ることはありませんし、万が一、片一方の調子が悪くなっても、もう一方で料理ができます。
1口コンロの場合は、一度に1つしかコンロを使えないため、このような料理のやり方は難しくなります。
コンロが1口でも工夫次第では・・・
よく料理をする方には、基本的に”2口コンロ”をおすすめしますが、家賃との兼ね合いで難しいケースがあると思います。
そんな方も工夫次第では、1口コンロでなんとかなったりします。
その方法の一つが、電子レンジの徹底活用です。
例えば、
- 野菜を下ごしらえする際、熱湯でゆでる代わりに”電子レンジ”で蒸す
- フライパンで魚を焼く代わりに”クックパー レンジで焼き魚ボックス”などを活用する
電子レンジを活用すれば、コンロを使う回数を減らせるだけでなく、食材によっては、栄養(ビタミンなど)が残りやすかったり、甘みがアップしたりします。
さらに光熱費も抑えられて経済的です。
電子レンジを活用したレシピは、インターネット上(クックパッドなど)でたくさん紹介されているので、現在、1口コンロを使っている方は”電子レンジ”をもっと活用してはいかがでしょうか?
コンロ2口以上の物件数はどのくらい?
では、実際、コンロ2口以上の物件は、どのくらいあるのでしょうか?
まず、なんば周辺で一人暮らしする方に多い条件
- 地下鉄なんば駅徒歩10分
- 間取り「ワンルーム」「1K」「1DK」「1LDK」
- 家賃7万円以下(管理費・共益費込み)
- バス・トイレ別
で検索すると、87件の物件が見つかりました。
ここに「コンロ2口以上」の条件を追加します。
すると、58件に絞り込まれました。
つまり、なんば周辺の一人暮らし向け賃貸物件の内、「コンロ2口以上」の割合は、約67パーセントとなります。
最後に
なんば周辺では、「コンロ2口以上」の物件数がそこまで少なくないとはいえ、何も気にせずに部屋探しをしていると、結構な確率でキッチンのコンロが1口しかない物件に当ってしまいます。
「料理が好き」「自炊をして食費を節約したい」方は、気になった物件が”2口コンロかどうか”確かめることをおすすめします。