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ワンルームと1Kの違いは?ワンルームの間取りを選ぶ際の注意点

ワンルームと1Kの違いは?ワンルームの間取りを選ぶ際の注意点

初めての一人暮らしをしよう!

そう思って、部屋を探していく中で選択肢に入ってくるのが「ワンルーム」と「1K」の間取りです。

この2つの間取り。

「どちらもほとんど同じだろう」とあまり深く考えずに決めてしまうと入居後に後悔するかもしれません。

この記事では、「ワンルーム」と「1K」のメリット・デメリットを分かりやすく解説しました。

これから、一人暮らしを考えている方は、是非参考にしてください。

「ワンルーム」と「1K」のメリットとデメリット

さっそく、「ワンルーム」と「1K」のメリット・デメリットの比較表を見てみましょう。

メリット・デメリットの比較表
  ワンルーム 1K
間取り図 ベラカーサァ福源の間取り エルミタージュ難波南Ⅶの間取り
写真(部屋から玄関方面) ベラカーサァ福源
ベラカーサァ福源
エルミタージュ難波南Ⅶ
エルミタージュ難波南Ⅶ
特徴 「部屋」と「キッチン」が”同じ”間取り 「部屋」と「キッチン」が扉で”分かれている”間取り
メリット 家賃が安い 「居住空間」と「キッチン」を分けることができる
デメリット ・「料理の臭い」「キッチンの排水口の臭い」「ゴミ箱の生ゴミの臭い」などが部屋に広がり、布団・衣類に染み付く。
・寝るときなどに、冷蔵庫の音が気になる。
家賃が高い

ワンルームと1Kの違いは、部屋とキッチンが扉で仕切られているかどうかだけです。

上記の比較表を見れば分かる通り、ワンルームは、「部屋」と「キッチン」が同じ場所にあることで様々なデメリットがあります。

ただ、ワンルームと1Kでは、家賃相場に違いがあり、1Kの方が家賃が高い傾向があります。

例え同じ家賃帯だったとしても「1K」の方が

  • 築年数が古い
  • 部屋が狭い
  • 独立洗面台がない
  • 洗濯機置き場がない
  • トイレとお風呂が一緒

など、条件・設備面で劣るケースがあります。

そのため、「自炊をせず、ほとんど外食やお惣菜ですませてしまう」という生活スタイルで”上記のデメリットがあまり気にならない方”は、家賃の安いワンルームの方がいいかもしれません。

ワンルームを選ぶ際の注意点

ワンルームを選ぶ際は、他にもいくつかの注意点があります。

部屋の広さに注意

次の間取り図を比較して、どちらの方が広いと思いますか?

ワンルーム

ワンルーム

洋室8帖

1K

1K

洋室6帖

上記の間取り図を比較した場合、ワンルームの方が「2帖も広い」と勘違いするかもしれません。

しかし、実際、両方の部屋を見に行くと「そこまで変わらない」「思っていたよりも狭い」となるパターンがよくあります。

これは、ワンルームには、「玄関」や「廊下」の広さも含まれるケースが多いためです。

ワンルームの広さ

赤い線で囲った部分が「洋室8帖」の広さになります。

「ワンルーム」と「1K」の部屋の広さを比較する場合は、どこからどこまで含まれた広さなのか、必ずチェックしましょう。

「玄関」と「部屋」が仕切られていないか注意

ワンルームの間取りによっては、「部屋」と「玄関」が仕切られていないケースがあります。

ワンルーム 玄関と洋室が一緒

このような間取りの場合、

  • 玄関を開けると部屋が丸見えになる
  • 玄関から熱気・冷気が入ってくるため、エアコンの効きが悪く、電気代が上がる
  • トイレの用を足す音、紙を巻き取る音などが部屋までもれる

などのデメリットが加わります。

特に「トイレの音問題」に関しては、友人や恋人が来るときに気になるポイントではないでしょうか?

最後に

はじめての一人暮らしで失敗しがちな「ワンルーム」と「1K」選び。

それぞれのメリット・デメリットを頭に入れてから、部屋探しをすることで、自分のライフスタイルぴったりの住まいを見つけることができるでしょう。