初めての一人暮らし。
同じ「6畳(帖)」でも”マンション”と”戸建て”では、広さが違うって言うし、イマイチ広さが想像できない・・・。
この記事では、賃貸マンションの「6畳」の広さについて、分かりやすくまとめてみました。
目次
6畳ってどのくらい?
6畳の広さを一言で説明すると、少し狭いけど、慣れれば問題のない広さです。
6畳を平米数に換算すると、「6畳」=「9.72平米(=6×1.62)」
つまり、6畳は、縦3.62メートル、横2.7メートルの部屋となります。
マンションでは一般的に「1畳=1.62m²」で計算されていますが、戸建ては、畳のサイズが違うケースがあります。
例えば、関西地方でよく採用されている京間は「1畳=約1.82m²」です。
そのため、「同じ6畳でも、広さが違う・・・」と感じることがあります。
6畳の賃貸物件を見てみよう
では、実際に6畳の賃貸物件の写真をいくつか見てみましょう。
【参考】物件名:カーサいずみ、大阪市浪速区元町、家賃7.2万円(8000円)、45平米、間取り2DK、築31年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:チェリーハイム立葉、大阪市浪速区立葉、家賃6.7万円(8000円)、43.74平米、間取り2DK、築28年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:SAKAI-BM南堀江、大阪市西区堀江、家賃6.5万円(10000円)、40.33平米、間取り2DK、築33年、バス・トイレ別、室内洗濯機置場あり
【参考】物件名:ラパンジール恵美須4、大阪市浪速区恵美須西、家賃4.3万円(6000円)、16.69平米、間取り1K、築27年
6畳の部屋のレイアウトってどんな感じ
6畳といえば、あまり広くない印象ですが、工夫次第では、
- シングルベッド
- ソファー
- テレビ
などを余裕をもって配置でき、次の写真のように広々した空間を演出できます。
出典:ジパングドットコム
部屋を広く見せるコツは、壁面・床面を多く見せること。
そのために
- 背が高い・大きい家具を手前(ドアの近く)
- 背の低いものを奥側
に配置。
こうすることで、視線を遮るものが減り、圧迫感・狭さを感じさせにくくできます。
6畳の部屋の間取り別、真似しやすいインテリアをご紹介
さらに真似しやすいインテリアの事例をご紹介します。
簡単にインテリアの統一感を見せるためには色のテーマを決めて、同系色で統一するとまとまりやすいです。
インテリア事例1:正方形の間取り/ブラックとブラウンで統一
汚れが目立ちにくいブラウンとブラックのインテリア事例です。ベッドカバーなどは黒系色だと逆に汚れが目立つことがあるので、ブラウンやベージュを取り入れるのがおすすめです。逆に家具などはブラック系を取り入れるとメリハリのある印象になりますよ。
インテリア事例2:長方形の間取り/ナチュラルな雰囲気のインテリア
続いて木目調とベージュや白系で作られたインテリアです。
こちらも6畳きっかりの部屋ですが、長方形の間取りを活かして、奥行きを演出しました。
グリーンや背の高いチェストをポイントとして使うことでエリアを分割してみせています。
最後に
6畳(1K)は、はじめて一人暮らしする方や都心マンションに住む方に多い部屋の広さです。
必要最低限の家具を置くだけなら、それほど困ることはありませんが、インテリアを楽しんだり、趣味の空間を確保したい方には、あまり向いていません。
6畳を広いと感じるかどうかは、今まで暮らしていた環境やライフスタイルによって、大きく左右されます。
例えば、今まで10畳の部屋に住んでいたなら、6畳の部屋を狭いと感じるかもしれませんし、引っ越しする時は、家具をあきらめる選択肢も必要となってきます。
ただし、部屋を広くすれば、その分、家賃も上がってしまいます。
その辺は、不動産屋さんと”住む地域”や”設備条件”を話し合いながら、自分が納得できる部屋を探してみましょう。