大阪市で初めて一人暮らしをするけど、生活費ってどのくらいかかるのだろう・・・。
この記事では、そんな疑問にお答えするために一人暮らしの平均的な生活費を項目ごとにまとめてみました。
生活費を抑える方法も紹介していますので、これから一人暮らしをする方は、ぜひご覧ください。
目次
大阪市で一人暮らしする場合の平均的な生活費の内訳は?
さっそく、一人暮らしに必要な生活費はどのくらいなのか?家賃の目安も含めて、イメージしてみましょう。
下記は2021年5月11日に公開された「家計調査 家系収支編 2021年1月~3月」における、単身世帯の1ヶ月あたりの平均支出です。
項目 | 費用 |
---|---|
家賃 | 50,000円(※仮設定:大阪一人暮らしの家賃) |
食費(外食含む) | 35,732円 |
光熱・水道費 | 13,854円 |
家具・家事用品代 | 5,206円 |
衣類・靴 | 3,742円 |
医療費 | 6,987円 |
交通・通信費 | 18,255円 |
教養・娯楽費 | 15,573円 |
その他(交際費など) | 29,834円 |
合計:179,193円
上記は、一人暮らしの平均的な支出の内訳ですが、普通に生活しているだけで、毎月17万円近くもの出費が必要になることが分かります。
もし、大阪市の中心部に引っ越すのであれば、家賃はプラス1~2万円を見ておいた方が良いでしょう。
家賃はどのくらいを目安にするべき?
部屋を借りる際は、入居審査が必要になってきます。
入居審査の対象としては、
- 収入
- 職業・勤務先
- 連帯保証人
- 見た目・人柄
があげられますが、特に重要な項目が「収入」です。
具体的には、入居審査を通過するには家賃が平均月収の1/3を下回っていなければなりません。
具体的には、次の表のようになります。
年収 | 家賃の上限(目安) |
---|---|
180万円 | 5万円 |
200万円 | 5.6万円 |
240万円 | 6.7万円 |
280万円 | 7.7万円 |
300万円 | 8.3万円 |
350万円 | 9.7万円 |
400万円 | 11.1万円 |
450万円 | 12.5万円 |
500万円 | 13.8万円 |
600万円 | 16.6万円 |
700万円 | 19.4万円 |
800万円 | 22.2万円 |
900万円 | 25万円 |
1000万円 | 27.7万円 |
例えば、年収240万円であれば、家賃6.7万円以内なら入居審査に通りやすいということです。
ただし、近年は、消費税・社会保障費の引き上げ、賃金上昇率の低下、通信費(携帯電話・インターネット)の普及など、ライフスタイルの変化により、生活コストが上昇しています。
そのため、ゆとりを持って生活するのであれば、家賃は平均月収の1/4に抑えるのが理想となります。
大阪の生活費って高いの?
では、大阪は他の都道府県と比べて、物価は高いのでしょうか?
以前に
で紹介したとおり、大阪の物価はそこまで高くはありません。
全国平均を100だとすると、
・住居 → 97.5
・食料 → 99.8
・光熱・水道 → 97.3
・家具・家事用品 → 100.1
・被服及び履物 → 99.0
となります。
つまり、大阪に引っ越したからといって、物価が20%も30%も上がるわけではありません。
ただ、大阪市は、生活圏内に飲食店や買い物施設が多く、それだけ、お金を使う機会が増えます。
その結果、物価差以上に月々の生活費が上がってしまうケースが多々あります。
大阪市で一人暮らしの生活費を抑える・節約するコツは?
ここからは、大阪市で初めての一人暮らしを考えている方へ、生活費を抑える・節約するコツをご紹介します。
自炊をして”食費”を安くする
食費の節約には、自炊が基本です。
例えば、コンビニでおにぎりを1合分(3つ)買えば、だいたい360円します。
しかし、自宅でご飯を炊けば、1合あたりたったの”45円”で済みます。
毎日、夕食におにぎりを3つ買うとして、
- コンビニ → 10,800円
- 自宅でご飯を炊く → 1,350円
となり、夕食のご飯だけで9,450円も節約できる計算です。
ほかにも、自炊で節約するコツとしては、
- 1週間に1回、まとめ買いをする
- 冷凍庫を活用して、作り置きをする
などがあげられます。詳しく見ていきましょう。
1週間に1回、まとめ買いをする
毎日買い物に行くと、ついつい無駄なものまで購入してしまいます。
だから、週末にスーパーで1週間分の必要なものだけ購入するようにし、できるだけ買い物に行く回数を減らしましょう。
1ヶ月の食費を2万円などに設定し、1週間に1回のまとめ買いの際に使える金額を決めておくのも効果的です。
冷凍庫を活用して、作り置きをする
一人暮らしをしていると、毎日食事の用意をするのが面倒になり、ついつい外食やコンビニ弁当で済ませてしまいがち。
また、1人分だけ作るのも難しく、思わず出費が高く付いてしまうこともあります。
そんなときは、作り置きが効果的です。
最近は、インターネット上で『つくおき』などのレシピサイトも登場しているので活用してみましょう。
また、毎日のように食べる”ご飯”は、冷凍保存で1ヶ月近く日持ちすると言われています。
1週間分をまとめて炊いて、ラップに詰め、冷凍庫に入れておくのもいいでしょう。
電力・ガス自由化を活用して”光熱費”を安くする
光熱費を抑えるコツとしては
- 扇風機とエアコンを併用して、設定温度を上げる
- エアコンのフィルターをこまめに掃除する
- テレビ見ないときは切っておく
- 冷蔵庫に食材を詰め込みすぎない
- 暖房便座の使用時はフタをしめておく
- シャワーを使う時間を減らす
- シャワー・お風呂の設定温度を下げる
などがあげられますが、電力・ガス会社を変更するのも効果的。
例えば、電気とガスを関西電力にまとめれば、光熱費の節約対策をすることなく、年間5,000円近くもお得になるケースもあります。
格安SIMを活用して”通信費”を安くする
近年は、スマートフォンが当たり前の時代になり、ガラケーと比べると”通信費”も高くなってしまいました。
総務省の調査によると「移動電話通信料」の平均は、月額9,000円以上と家計に占める割合も大きくなっています。
そこでおすすめの節約方法が、格安SIMへの乗り換えです。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIM(楽天モバイル、mineo、UQモバイルなど)に乗り換えることで、月額5,000円(年間60,000円)近くも安くなるケースもあります。
大幅に通信費を抑えれる可能性があるので、一度乗り換えを検討してみるのもいいでしょう。
車が必要かどうかよく考える
大阪市に引っ越しをするとき、車を持ってこようと思っている方はよく考えてください。
以前に
で紹介したとおり、大阪の自動車保有率は全国2番目に低く、引っ越しを機に手放す方は多いです。
理由としては、
- 交通機関が発達している
- 駐車場が少ない
- 慢性的な渋滞
- 徒歩圏内に店が多い
- 「レンタカー」「カーシェアリング」が普及している
といったことをあげることができます。
特に駐車場料金はとにかく高く、大阪市内では比較的安い駐車場でも2万円前後、3万円を超えることも良くあります。
駐車場料金だけで年間36万円。
自動車税、保険代、車検代、消耗品代なども含めると、自動車関係だけでかなり大きな出費。
大阪市は、車がなくても生活できる環境のため、案外使わずにすぐに手放してしまいます。
生活費を抑えたいのであれば、車を手放すのも一つの選択肢でしょう。
一人暮らしの生活費をシミュレーションしてから部屋探しをしよう
一人暮らしの生活費の中でも一番大きいのが”家賃”です。
家賃は、毎月一定額差し引かれる”固定費”です。
一度、住んでしまうと、どれだけ頑張っても節約のしようがありません。
だからこそ、この記事で紹介した「平均的な生活費の内訳」を参考に自己の収入やライフスタイルに合わせて、「どこまでが負担できる範囲か」しっかり決めておきましょう。
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