すでに何回かにわたってご紹介していますが、大阪では、“おとり物件”と呼ばれる手法が蔓延しています。
おとり物件は、「架空の物件」を広告として打ち出し、お客様を騙してでも来店させようとする許されない行為。
お客様の貴重な時間をうばうだけでなく、不動産業界への不信感を募らせ、疑心暗鬼にさせる原因にもなっています。
引っ越しの忙しい時期。
特に高い交通費を払って部屋探しをする遠方からお越しの方にとって、おとり物件に時間をとられることは、大きな損失です。
今回は、おとり物件に騙されないための対処法をご紹介します。
現地集合を提案する
おとり物件を回避するには、不動産屋に空室確認をした後に「現地集合」を提案するのが効果的。
なぜなら、おとり物件の手口は、
- おとり物件を掲載
- お客様に「掘り出し物件を見つけた!」と思わせて、来店させる
- 来店時に「今、キャンペーン中で安いだけ。3ヶ月後に家賃上がる」「更新料が高い」「民泊専用の物件」「定期借家」など、適当な理由をでっち上げて諦めさせる
だからです。
おとり物件は、この世に存在しない物件。
はなから案内する気はありません。(そもそも実在しないので案内できないのですが。)
そのため、おとり業者は、
「一度、ご来店していただいて、手続きする必要があります。」
「オーナーとの決まりで現地集合はできません。」
など適当なことを言って、何としても来店に結びつけようとします。
おとり物件でなくても嫌がることも
おとり物件の特徴
- おかしなくらい好条件の物件
- 定期借家契約
に当てはまり、現地集合を断られたなら、おとり物件の可能性は高いとみていいでしょう。
ただ、実際のところ、「現地待ち合わせしたのに、時間になってもお客様が現れない・・・」といったことは良くあり、おとり物件でなくても嫌がる不動産屋もあります。
最後に
おとり物件は、不動産業界で古くからはびこる問題です。
実際、弊社へのお問い合わせでも、
「本当にこの部屋空いてるの?」
「これって、おとり物件ではないですよね?」
など、おとり物件に関する内容が多くなっています。
この記事では、お客様の貴重な時間を奪われないように、おとり物件の回避法を紹介しました。
弊社運営の賃貸情報サイトは、マメな更新で”おとり広告ゼロ”を心がけています。
なんば周辺で部屋探しをしているなら、是非、こちらからの不動産情報サイトをご活用ください。
もちろん、現地集合も承っておりますので、お気軽にご相談ください。