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大阪市24区で一人暮らしが多い区はどこ?ランキングTOP5

街・地域情報#ランキング#統計

最終更新日:2021.08.07

大阪市24区で一人暮らしが多い区はどこ?ランキングTOP5

大阪市で一人暮らしするなら、どこの区が良いだろうか?

この記事では、転勤・転職、入学、就職などで引っ越しする方に向けて、一人暮らし世帯の割合が多い区TOP5をご紹介します。

※平成28年10月26日に総務省より公表されてた「平成27年国勢調査」の調査結果に基づいたデータとなります。

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第1位、浪速区

一人暮らし世帯の割合トップは、大阪市浪速区です。

総世帯数47,440世帯に対し、一人暮らし世帯の割合は、約72.5%、大阪市では唯一の70%超えとなります。

参考:浪速区の年齢別人口割合
0~14歳 15~64歳 65歳以上
7.0% 73.6% 19.4%
  • 子ども(0~14歳)の割合が大阪市で最も少ない
  • 生産年齢人口(15~64歳)の割合が大阪市中央区に次いで多い

ことからも、ファミリー世帯より、働き盛りの社会人、学生・専門学生の割合が多いことが分かります。

街の特徴

浪速区は、オフィス街や繁華街が広がる難波の南に位置する日本一小さな行政区。

地下鉄御堂筋沿線が通っていることから、特に大国町駅付近は、梅田、難波・心斎橋、天王寺方面の電車通勤・通学にとても便利なエリアとなっています。

街の特徴としては、難波に近い北東部や大通りを除き、共同住宅(マンション・アパート)や店舗併用住宅が街の大部分を占めていることが挙げられます。

また、一戸建ておよび持ち家の割合が他の区と比べて、著しく少なくいことも特徴的です。

参考:一戸建ておよび持ち家の割合
  一戸建ての割合 持ち家の割合
大阪市全体 25.9% 44.0%
浪速区 7.2% 16.2%

このことから、賃貸マンション・アパートで一人暮らしする方が多く、不動産もそれに合わせて、「ワンルーム」や「1K」など、一人暮らし向けの間取りが多く供給されています。

交通の便がよく、比較的家賃相場が安いことから、近年は人口増加率でも上位にランクインしています。

大阪市24区の人口増加率ランキングTOP5

2017.02.25

第2位、西成区

第2位は、大阪市西成区がランクイン。

総世帯数68,230世帯に対し、一人暮らし世帯の割合は、約67.8%です。

参考:西成区の年齢別人口割合
0~14歳 15~64歳 65歳以上
7.3% 54.1% 38.7%

先ほど紹介した浪速区とは異なり、高齢者人口(65歳以上)が3人に1人と非常に多い地域となっています。

高度成長期は、全国から単身の男性労働者を集めていた地域でしたが、バブル崩壊による公共事業の縮小により求人が激減。

梅田、難波、天王寺のような大規模な再開発事業もなく、日本全国の地方自治体同様、高齢化と人口減少に悩まされています。

しかしながら、近年は、安価な宿泊所や外国人バックパッカーを中心に観光客が多く訪れる地域となり、にぎわいを見せています。

第3位、中央区

第3位は、大阪市中央区がランクイン。

総世帯数59,023世帯に対し、一人暮らし世帯の割合は、約65.8%です。

参考:中央区の年齢別人口割合
0~14歳 15~64歳 65歳以上
8.6% 74.9% 16.5%

大阪を代表する繁華街ミナミ、淀屋橋~本町に広がるビジネス街があり、大阪市の中でも家賃相場が高いエリアです。

通勤・通学や買い物には、とても便利ですが、人混みがあり、緑が少なく、予算の都合上部屋が狭くなってしまうことから、子育て世帯は少なくなっています。

区の大部分は、ミナミのような繁華街や商業地が占めていますが、谷町6丁目・9丁目付近は寺院や名門私立学校が多い「文教地区」として知られており、子育て世代にも人気があるエリアです。

第4位、北区

第4位は、大阪市北区がランクイン。

総世帯数74,053世帯に対し、一人暮らし世帯の割合は、約61.8%です。

参考:北区の年齢別人口割合
0~14歳 15~64歳 65歳以上
8.9% 71.9% 19.2%

大阪を代表する繁華街キタ、梅田~中之島に広がるビジネス街があり、家賃相場が高いエリアです。

中央区とほぼ同様の理由で子育て世帯の割合は多くありません。

ただ、北区の北東や淀川沿いは、比較的住宅が多く、割りかし静かなエリアとなっています。

第5位、西区

第5位は、大阪市西区がランクイン。

総世帯数52,106世帯に対し、一人暮らし世帯の割合は、約57.3%です。

参考:西区の年齢別人口割合
0~14歳 15~64歳 65歳以上
11.3% 72.6% 16.1%

西区は、中央区の西側に位置。

ビジネス・繁華街に隣接した”住宅街”としての開発が進んでおり、高層マンションが続々と建設されています。

今回紹介した中では、子ども(0~14歳)の割合が最も多く、都心部としては子育て世帯が比較的多いエリアと言えます。

今後も人口増加および児童数の増加が予想されるエリアです。

最後に

いかがでしたか?

単身世帯の多い地域には、一人暮らし向けマンション(ワンルーム、1K、1DK、1LDK)が多く、一人暮らしに嬉しいショッピング施設や飲食店も多い傾向があります。

例えば、大国町駅周辺には、

  • 深夜・24時間営業のスーパーマーケット
  • コンビニ各店
  • 牛丼チェーン各店
  • ほっかほっか亭、オリジン弁当などの弁当屋
  • コインランドリー

などがそろっています。

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これから、大阪市で一人暮らしをする方は、是非、この記事を参考に「どこに住むか」決めていただければと思います。

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