大国町駅徒歩5分にある木津市場の「木津の朝市」といえば、“安くてうまい”ものに目がない大阪人がわざわざ早起きして訪れる人気イベント。
お値打ち&新鮮な魚や肉を買い物したり、誰もが参加できるセリ体験を楽しんだりと、毎回多くの人で賑わっています。
中でも、やっぱり外せないのが市場グルメの食べ歩き!
今回は、おいしくてワンコイン以下という、お腹にもお財布にもうれしい商品をご紹介します。
大阪湾で採れるしらすを使ったコロッケや、ふっくら肉厚の焼き穴子など、どれも木津市場ならではの逸品揃い。
朝市に行く前にぜひチェックしてみて!
目次
黒門市場や錦市場に並ぶ、関西の人気観光スポット
約170店舗が軒を連ねる木津卸売市場内には、大きな生簀で泳ぐ魚やサシの入った高級和牛、大ぶりな野菜などの新鮮な食材が並び、活気のいい呼び込みの声が響きます。
おいしそうな食材に目を奪われながらも、お値打ち&おいしいワンコイン以下のグルメを探しにいざ出発!
見た目もお値段もカワイイ「たこたまご」は売り切れ必至
さっそく発見! なんとも愛らしい形が目を引くこちらは、杉本商店さんの「たこたまご」1個100円。
イイダコの頭にうずらを詰めてやわらく炊いたタコは、ダシの味がしっかり染み、お子様のおやつにも、お酒のおつまみにも最適♪ 人気商品なので、早めの購入がおすすめだそうです。
お次は、大きな肉厚のあなごを丸ごと1尾焼き上げた縄芳商店さんの「あなご焼き」300円~500円。
注文するとその場で温め直してくれますよ。
ふっくらと柔らかい身に甘くてコクのあるタレがよく絡んで、なんともたまらない味わい。
こんなに大きいあなごが500円以下で食べられるなんて太っ腹ですね。
まぐろ専門店の今津商店さんでは、赤身が美しい生まぐろのお造りが1パック500円で販売されていました。
その場で活きのいいお刺身を食べられるのも、市場ならではの醍醐味です。
マグロフライは1枚90円というお手軽さ。サクサクとした衣とジューシィなまぐろの相性ばっちり♪
大阪湾産しらすがたっぷり、ヘルシーなしらすコロッケ
場内を歩き回って少し疲れたので外に出てみると、大阪市漁業協同組合さんが販売している「しらすコロッケ」の文字が目に飛び込んできました。
コロッケには、大阪湾で採れた新鮮な最高級のしらすが使用されています。
実は、大阪湾は1年を通じてしらすがたくさん獲れる好漁場なんだそうです。みなさんご存知でしたか?
こちらが「しらすコロッケ」1個200円。
大きなコロッケにかぶりつくと、サクサクっといい音! ほくほくのじゃがいもの中から、たくさんのしらすさんが見え隠れしています。
1個でボリュームたっぷりですが、味がくどくないのでいくらでも食べられそうです。
出店では、組合による淀川の浄化活動により漁獲量が増えている「べっこうしじみ」を使ったしじみ飴の試食も行っていました。
こうした地元の味との出会いも市場ならではの楽しみの一つです。
ワンコインどころかなんとタダ! スペインワインの飲み比べ
こちらは番外編ですが、ワンコインどころかタダでスペイン産ワインの飲み比べができるお店を発見!
「Vinoteca PANENCA(ビノテカ パネンカ)」さんは、乾物や調味料など総合食品の販売を手掛ける稲本食糧品店さん内でスペインワインや食材を販売している、注目のお店です。
取材日には、スペイン・アンダルシア地方の銘酒“シェリー”を約10種飲み比べできる「シェリー大試飲販売会」が開催されていました。
一言でシェリー酒といっても味わいは甘口から辛口までさまざま。
スペインワインに詳しい枡井さんのお話を聞きながら味の違いを楽しめます。
もちろん気にいったワインはその場で購入できますよ。(こちらはワンコインではありません、あしからず…)
ワンコイングルメやワインの試飲でお腹いっぱい&ほろ酔いになれちゃう木津市場の朝市。
敷地内には海鮮丼や老舗のうなぎ店もありますので、お買い物後にゆったりランチもいいですね。
お腹が満たされた後は、スーパー銭湯「太平のゆ」でリラックスしてもよし、隣駅のなんばへ観光に繰り出してもよし。
毎月第2・最終土曜の朝はちょっと早起きして、木津市場へ出かけてみませんか。
【大阪木津卸売市場の朝市情報】
開催日時:毎月第2・最終土曜日 9:00~12:00
住所:〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2-2-8
アクセス:御堂筋線「大国町駅」1番出口より徒歩3分、
南海電車「なんば駅」より徒歩15分、「今宮戎駅」より徒歩5分